インスタグラムで話題になったのはかなり前でしたが、今も尚ここで写真を撮る人が後をたたない言わずと知れた“インスタ映えスポット”と呼ばれる場所ですね。
その投稿はというと…
うーん、どれもとっても楽しそう。
そんなフォトスポットにカメラを向けるのは、ほとんどが10代〜20代の女の子たち。たまに芸能人の投稿なんかも見かけますよね。(先日は修学旅行?らしい男子中学生たちも撮影会をしていました)
もはや、社会現象。
昔はこうしたウォールアートは“落書き”と言われ問題となっていたものですが、それが今では長期に渡って愛され続ける原宿の名所になっている。
時代は変わるものですね…
そこで今回は、こんなにも長い間愛され続ける #nowisforever の秘密に迫るべく、撮影をしていた2人の女子大生に突撃インタビューしちゃいました!
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─── こんにちは!今日は、原宿に何をしに来たんですか?
Aさん:適当に買い物をしたり、映えスポット巡りもあり、という感じでブラブラと…
─── なぜここで撮影をしていたんですか?
Bさん:みんな撮ってるから、ね?
Aさん:うん。みんな原宿に来たら撮る、みたいな感じだよね。
─── やっぱり、インスタグラムを見てここに来たんですか?
Aさん:そうです。私たち2人とも同じ人をフォローしてて、その人の投稿を見て。今ちょうどその話で盛り上がってたんだよね?
Bさん:うん。海外のインスタグラマーの投稿なんですけど、ポーズとかも真似して撮ろうと思って。海外っぽくしたいんだけど、なりきれないっていう…(笑)
Aさん:そうそう(笑)
─── 海外のインスタグラマーに憧れているんですか?
Bさん:そうですね。インスタグラマーになりたいんです。
─── そうなんですね…!ここ以外にも、インスタを参考にして行ったスポットはありますか?
Aさん:江ノ島とか逗子アリーナに行きました。インスタで見て「いいな」って思って。
─── なるほど、ありがとうございます…!
─── ・・・・
─── ・・・・・・・
─── ・・・・・・・・・・
と、こんな感じでお話を伺わせていただいたのですが。
インタビューしてまず、
「映えスポット」という言葉に衝撃を受ける。
今ってそんなに略すの? ←お婆ちゃんか
「ただピンクにすれば良い」
「ただカラフルにすれば良い」
そんな風潮があるように感じて、“インスタ映え”とは何なのかが分からなかった私。でも、今回のインタビューで分かったような気がします。
それは、
ただの “写真映え” が “インスタ映え” と呼ばれて話題になっている訳ではない、ということ。
「皆が投稿しているから」
「流行っているから」
「好きなインフルエンサーがやっていたから」
こうした理由が動機となって、第三者も行動を起こすんですね。
それが次第に広がっていく。
そしてその広がりのフックとなるのが、個人間で絶大な影響力を持つインフルエンサーの投稿なんですね。
うーん。
奥が深い。
こうした本質を捉えられるかどうかで世の中のインフルエンサーの見え方というのも変わってきそうですね。
調査をすることで見えてくる世の中の “本質” 。
そうした発見や気づきを本メディアでお伝えしていくという思いを胸に、
本日も取材へ行って参ります!