ファッション性が高いことで定評のある彼女のルーツは?

-美への興味は小学生の頃から

 パフスリーブの白いシャツにウエストマークのサッシュベルト、ピンクのテーパードパンツで登場した森暖奈さん。シーズントレンドを随所に取り入れた最新スタイルを着こなす彼女は、まだ幼い頃からファッションやビューティーへの関心があったという。

森さん:物心ついた時からファッションが好きで、小学生の時から毎日着る服のコーディネートを組んでいたんです。高校も制服が私服OKの自由度の高い学校に行きたくて猛勉強しました。今でも毎日のコーディネートは、前の日の夜に考えないと眠れなくなるほど不安になっちゃうんです。

───メイクはいつから始めたのですか?

森さん:小学生の頃に、ママのコスメを借りて友達とつけたのが最初です。中学生でつけまつげ、高校生でカラーコンタクトを使い始めました。すっぴんでもカラコンは入れたりして、盛らないと外に出られなかった(笑)

-自らモデルの世界に飛び込む

森さんが表舞台に活動を始めたきっかけは、自ら書類を送ったティーン誌での読者モデルだった。

森さん:17歳の時に、『ポップティーン』で「JK特集」のスナップを撮ってもらえることになったんです!それをきっかけに毎月呼んでもらえるようになって、よく特集に取り上げてもらっていました。当時は、くみっきー(舟山久美子)が大人気のときで、ギャルブームで盛り上がっていましたね。

20歳まで専属モデルとして活動したのちに「ブレンダ」や「ジェリー」で起用され、今では「アール」や「グリッター」などで活躍している。

インスタグラムを投稿するにあたって、彼女なりに意識していること

-雑誌のようなスナップ写真へのこだわり

ファッション誌で長くモデル経験を積んできた彼女のインスタグラムは、見る者を惹きつけるセンスがあり、ファッションスタイルも雑誌の1カットのようだ。

森さん:当たり前かもしれないけれど、この服を着た時に、同じ服を着る子はどんなところに住んでいて、どんな性格なのか、どんなライフスタイルが背景にあるか“妄想”します。表情も一つ一つ考えながら、意識しますね。

───撮影するときは、どんなシチュエーションが多いですか?

森さん:友達と歩いている時でもいい場所を見つけたら、その場で撮ってもらいます。はじめは友達をモデルにサンプル写真を撮って、構図を決めてからお願いするんです。カメラはiPhoneを上下逆さにすると、脚長効果になるので、おすすめです。

───投稿するにあたって気をつけている事はありますか?

森さん:“自分の作品集”というほど気張っていないし、逆に生活感をちゃんと出したいと思っています。写真は外で開放的な感じにできるだけ見せて、写真と文章はミスマッチにしないことですね。


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-彼女にとってのインスタグラムとは?

森さん:インスタグラムは素直な自分のプライベートをさらけ出す場所ですね。

───ご自身のインスタグラムを客観的に見ると、どのようなものだと思いますか?

森さん:ちょっとカッコつけたアルバム」です。自分が後から見返すアルバムでもあるし、人に見せるアルバムでもある。プライベートなシーンを並べているけど、ちょっとカッコつけている感じが私らしさでもあるのかな。お仕事の投稿もできるだけ自分のアルバムに合わせられるように気にしています。

–フリーランスとして

 昨年事務所を離れ、フリーランスとしての活動を始めた森さん。新しいステージラインに立った時の心境を語ってくれた。

森さん:始めはとても不安でしたし、自分で仕事を見つけるというプレッシャーで大変でした……。それはもう、不眠症になるほど。でも、結果として仕事も精神的にも自立につながりました。

2カ月くらいはバタバタでしたが、今では母にも「変わったね」と褒められるようになりました。仕事に対して、これまでは「好き」が先行していましたが、それ以上に責任も感じるようになりましたし、やりがいも倍になりました。

結果、より一層仕事が楽しくなりましたね。今では、会う人全員をファンにするために頑張っちゃおう!という思いで、出会いや機会の全てを大切にして仕事に取り組んでいます。

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───最近、やりがいを感じた仕事はありますか?

森さん:大規模なエキスポで、出展者の方にインスタグラムの活用方法を教えるという講演会に登壇させていただきました。

同世代向けのお仕事と違って、大勢のビジネスマンの方々を前にお話しさせていただいたことはとても貴重な体験でした。今までの仕事の中でも上位に入るほど緊張しましたが、こんな小娘でも大人として認められているのかと思うと嬉しかったですね。

───最近では、アパレルブランドのバイヤーやアクセサリーブランドのプロデューサーとして、活動の幅を広げている森さん。具体的な活動内容を教えてください。

森さん:『ハッシュガール』というブランドで、ずっと夢だったバイイングの仕事を始めました。自分の足で海外へ行って、値段交渉もしたりして、大変だけどとてもやりがいがあります。アクセサリーブランドの『アメリア』では、コラボレーションでペンダントやリング、ピアスをプロデュースさせていただきました。チェーンに合う石の色や形を探してアイテムを作れるのは本当に楽しくて、いろいろと勉強もさせていただいています。

───活動の幅を拡げることで、気を付けていることはありますか?

森さん:雑誌は手にとって、開かないと目に入らないけれど、SNSはいつでもどこでも不意に情報が目に入る。見たくなくても目に入ることもあるし、なるべく不快な気持ちにならないように、言葉の選び方には気をつけていますね。

–今後、チャレンジしたいこと

森さん:好きなことが多すぎて(笑)体を動かすことも、ファッションも、食べることも好きなんです。だからこそ、あえて絞る必要はないと思っています。いろんなことに挑戦していきたいです。


さまざまなジャンルに活躍を拡げていく森暖奈さん。現状には決して満足することなく、新たな視野を広げようと意欲的な姿に勇ましささえ感じる。アグレッシブで常に前向きな彼女の姿勢は、一人の人間としても一目置かれる存在であることは間違いない。




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